May 30, 2007

認知症の方にとっては・・・

認知症の方にとっては、
「今」 行動していること、言っていること、その内容は「事実」なんです。
それが、何度目のお話であっても、
もしかしたら、聞こえもしない何かを聴いていても・・・。
その方にとって、
「今」 話しているのが一回目なんです。
「今」 しているのが、初めてなんです。

そこに、前の行動との繋がりを見いだすことは難しいかもしれません。
徘徊もそう。
その行動には
それまでの「過去」「未来」(行き先)との繋がりがないのかもしれません。

「今」を一生懸命生きようとしている。
そういう風に認識して、接してみることは出来ませんか?

「今」 なんです。
すべてが「今」で、「事実」がそこに存在しているんです。
そのコトに気づいてください。

そうして、何回目って数えるのは、
私たちが「過去」と繋げた「今」
「事実」として捉えているからなんです。
ただ、そこにある「今」を一緒に感じて
その都度その都度、その方にとっての「今」を共有する。
これが一番大切だと思っています。

そうすれば、
「何度も何度も同じコト言って、同じコトして、嫌がらせ?」
「どうしてこうすればこうなるってわからないの?」
って、声掛けはなくなるかもしれませんね。

もしかしたら、「今」を精一杯生きることの大切さを
私たちに、教えてくれているのかもしれませんね。

足を地につけて、歩きなさい。→(徘徊)
一度として同じことはないんだよ。→(何度も何度も同じコトを言う)

軽い認知症の傾向のある叔母に対する私の接し方でした。

restore_neutral_line at 08:09 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! 介護 

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